ホーム - サイトマップ - RSS - お問い合わせ文字サイズ:   

ジャグリングで脳の「白質」に変化、英研究

2009年10月26日

【10月11日 AFP】ジャグリングの練習をすると脳の神経組織の「白質(white matter)」に変化が生まれるとの研究結果が11日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」(電子版)に掲載された。
白質は、神経細胞間の電気信号を運ぶ神経繊維の部分で、脳のさまざまな部位をつなげる役割がある。英オックスフォード大(University of Oxford)の研究チームは、ジャグリングの出来ない健康な成人48人を募集し、全員の脳を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で撮影した。
その後48人の半数に、6週間にわたってジャグリングの訓練を受けてもらい、訓練期間中は毎日30分の練習をするよう勧めた。期間終了後には24人全員が3つのボールを使う「カスケード」を少なくとも2サイクルはできるようになっていた。
その後、48人全員の脳をfMRIで再び撮影して変化を観察したところ、ジャグリングを練習したグループは白質に重要な変化がみられたという。この研究結果は、幼少期を過ぎても脳に「可塑性」があることを示唆している。
研究チームを率いたHeidi Johansen-Berg氏は、「いったん成人すれば脳は衰えるだけだと考える人もいるが、条件を整えれば脳の『配線』を変化させることが可能だということが示された」としている。
実験にジャグリングを選んだのは難しい動きを覚えなければならないため、脳にはっきりとした変化が現れるからだという。実際、正確に腕や手を動かす、動きの速い物体をつかむ、視野の周辺部で物の動きを追うといった行為で使われる脳の部分の白質に変化が見られた。
「だからといって皆がジャグリングをすべきだと言っているのではありません。散歩でもクロスワードパズルでもいいですから、脳を使うようにすれば良いのです」というJohansen-Berg氏は、脳の活性化や脳神経の健康維持の方法としてジャグリングが臨床的に応用される可能性もあるだろうと指摘した。(c)AFP

最上部へ

  • お勧め図書のご案内
  • インターネットで日本中どこでもニューロフィードバックが受けられます!
  • 兵庫県西宮市でニューロフィードバックを受けられます
  • セッションルーム便り
  • 発達障害って治る? -ニューロフィードバックから見た発達障害-
ホーム
サイトマップ
お知らせの履歴
セッションルーム便り
管理者情報
ニューロフィードバックとは
ニューロフィードバックの紹介
実際のニューロフィードバック
ニューロフィードバックの感想
ニューロフィードバック学会紹介
対応症状
自閉症
ADD/ADHD
認知症の予防
アルツハイマーは早期発見が大切
大友式ぼけ予測テスト
不眠症
うつ病
脳梗塞
てんかん
ニュース
ニューロフィードバックがニューヨークタイムズで大きく取り上げられました。
熱ショックタンパク質損傷で脳疾患 金大・山嶋准教授ら研究
ジャグリングで脳の「白質」に変化、英研究
アメリカのオンラインラジオ番組でニューロフィードバックを紹介
サイエンス・デイリー
ワールドカップ優勝チームのニューロフィードバック使用について
詳しい情報
基本的な脳の構造
脳波の理解
アルファ・シータ・プロトコール
トレーニングサイトの見つけ方と基本的トレーニング方法
トラディショナル・ニューロフィードバック
LENS (Low Energy Neurofeedback System)
HEG (Hemoencephalography) (nIR)
超低周波トレーニング
ニューロフィードバックの研究
LZTについて
よくある質問
お申し込み
トレーニングプラン
料金表
お申し込み方法
セッション・ルーム
お申し込みフォーム
リンク
ニューロフィードバック関連
発達障害
心のセラピー

お問合せ先

発達障害トレーナー、ピートと佐藤

氏名: 佐藤 譲
E-mail: neurofeedbackjp@gmail.com
固定電話: 042-445-3774
携帯電話: 090-7302-1282
住所: 〒182-0024
  調布市布田 1-32-5
  マートルコート調布 402

Neurofeedback Japan

  • RSS 1.0
  • RSS 2.0
  • Atom

© 2009 Neurofeedback Japan