2022/01/26
「自閉症」ですか?
ではどうしたら良いのでしょうか?
その後の治療も対処法も納得がいくように親切に教えてもらえず途方にくれていませんか? 医療機関では非人間的な扱いを受けたような気がすることがあります。
あまり親身になってくれてないような。
これからの子育ての不安。
子どもの自立への不安。
周りの理解の無さ。
しかし絶望するにはまだ早い。
実は不安を減らす方法があります。
「自閉症は母親の愛情不足が原因で治らない」
などと間違った考えは無くなりました。
自閉症児は思ったよりも数が多くその治療法も進歩しています。
タイの王族に自閉症がいたりアメリカでもその数が増えています。
オキシトシンなどのホルモン療法
CFGFダイエットなどの食事療法
ABA療育
フラッシュカード教育法
などが効果的です。
さらに効果的なのは脳からのアプローチ
「ニューロフィードバック」です。
脳波のパターンを変えると時として驚くような変化があります。
なんでこんなことでこれほどの変化があるのかと驚くほどです。
自閉症には独特の脳波パターンがあります。
それを脳波を使うトレーニングで変化させると自閉症の症状が緩和されます。
これがミューと呼ばれる自閉症に見られることが多い脳波パターンです。
薬に頼らず脳を鍛えることで症状の緩和を目指します。
脳波のパターンを変化させると思わぬ変化があります。
かんしゃくを起こす回数が減ったり、大声を出す回数が減ったり、笑顔が増え、生活が楽になる。それを目標にします。
さらにニューロフィードバックにはリラクゼーション効果があります。
睡眠の質が向上し、寝付きが良くなり、目覚めも楽になります。
インターネットが発達し情報が氾濫しています。マーケティングが進化し、驚くような刺激的な言葉が満ちています。
より刺激的で過激な言葉が並びます。
読むだけでアスペルガーが治る小雑誌があるそうです。
数万円で売っています。
必ず良くなります。誰でも良くなります。
そんなことがあるはずがありません。
それを理解した上で読んでもつい騙されそうです。
驚くべき話術。説得力があります。
そんな中で本物を見つけるのは大変です。
ニューロフィードバックは1970年代からずっと臨床に使われています。
効果が無かったり、理論が間違っていたら、消えて無くなっています。
脳に関する研究が進みその信頼性を上げています。
アメリカにはPubMedという国が主催する医療文献専門のサーチエンジンがあります。
そこにニューロフィードバックの自閉症トレーニングの研究は74件アップロードされています。これはその一つです。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21752020/
しかし自閉症児の脳波トレーニングには幾つかの乗り越えなければならないハードルがあります。
自閉症の子供は新しいことが苦手です。
初めての場所に来て初めてのことをするのは大変なストレスです。
まずトレーニングと場所に慣れてもらう必要があります。
初回は何もできずに終わることもあることを覚悟しておいてください。
もう一つのハードルはセンサーの取り付けです。
頭と耳にセンサーを取り付けて脳波測定をしながらトレーニングをします。
そのためにどうしてもセンサーの取り付けをしなければなりません。
触られるのが苦手な子がいます。一度嫌がると対応が難しくなります。
こちらに来る前に今日やることを動画や絵を使って話聞かせておいてくれると上手くいくチャンスが増します。
上手く出来なかった子には使わなくなったセンサーを持って帰ってもらい家で取り付けの練習をしてもらいます。
慣れると二回目からは上手くいくことが多いです。
最後のハードルはリワードです。リワードとは褒美のことを指します。
ある行動をすると褒美を得ることでその行動が起こる頻度が増えます。
それが行動の強化、ポジティブレインフォースメントです。
エサを使って動物に芸を教えるやり方です。
自閉症傾向の強い子はアニメを見ません。
他の子のようにアンパンマンやドラえもんのアニメを好みません。
また長い時間同じアニメを見ることも出来ません。
つまりそれらは褒美にはならないのです。
そこでいろいろな工夫が必要になります。
鉄道が好きな子は比較的簡単です。鉄道の動画を使えます。
しかし長いものはダメです。短いクリップを繋ぎ合わせたものがお薦めです。
機関車派と新幹線派がいます。
みんな歌のビデオクリップも使えます。動画が曲に合ったアニメです。
長さも曲の長さです。
スクリーンセーバーのような幾何学模様を使うこともあります。
面白いことに2つのリワードを同時に見せることで集中することがあります。
個人差が大きいので毎回リワード設定に苦労します。
しかしこれが上手く行くと効果的なトレーニングが期待できます。
トレーニングの様子
椅子に座って画面に映る動画を見ることがトレーニングです。
一人で座るのが難しい子は母親の膝の上でのトレーニングになります。
子供の頭と耳にセンサーが貼り付けてあります。
それで脳波測定を行いながらのトレーニングです。
じっとして集中しないと画面が暗くなります。
集中して見ていると画面が明るくなります。
動画を見るためにはジッと集中して、必要な脳波を増幅させる必要があります。
その子に合った効果的なリワードを見つけるのに何回かトレーニングを繰り返す必要があります。
だから本格的にトレーニングの効果が出てくるのは5回目位です。
そして自閉系のトレーニングは長引きます。
気長に一緒にトレーニングをやっていきましょう。
1回6600円でトレーニングを受けています。
20回では11万円と多少安くなります。
とりあえず20回試してみてください。
良い変化を体感し、希望が生まれ、生活に張りが出ることを期待します。
一度獲得した変化は一生続くと考えられています。
大変有効なトレーニングですが、センサーを取り付けねばできません。
どうしても駄目な子はもう少し年齢が上がるのを待ちましょう。
ニューロフィードバックは効果的です。
正しくやれば誰がやってもそれ程違いはありません。
しかし経験の差がでることもあります。
アメリカでニューロフィードバックを学び日本に紹介し20年の臨床経験があります。
ニューロフィードバックのパイオニアの私にあなたの子を良くする手助けをさせてください。
自閉症の子供にニューロフィードバックを体験させないなど考え難いようです。
今すぐ下記にメールしてください。
自閉症のトレーニング希望と書いてください。
neurofeedbacjp@gmail.com
その際希望日時を2つ以上書いてあると助かります。
第一希望
第二希望 等です。
よろしくお願いします。
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