セッションルーム便り

待ったなしの気候変動問題　ネガティブカーボン

2022/01/23

気候変動は待ったなしの差し迫った問題です。
もうすでに遅きに失したようです。
つまり今CO2の排出を０にしても間に合わないと言うのです。

それではどうしたら良いのですか？

それは０ではなくマイナスにするのです。
空気中から炭素を取り出し、それを安全に保管するのです。
木、土壌、海、建物、岩、そして地下深くに。
そしてこれらすべての炭素除去アプローチは、天然資源、人間の創意工夫、技術の組み合わせを必要とします。

「安全限界」である1.5度未満にとどまる可能性を追求する必要があります。
実は世界には炭素を貯蔵する方法がいっぱいあります。
木に保管したり、土壌に保管したり、海に保管したり、建物に保管したり、岩に保管したり、地下深くに保管したりすることができます。

地球上のすべての木や植物が、空気中の炭素から直接全身を作っていることに驚かされます。それらは信じられないほどの炭素回収装置であり、私たちはそれらをもっとたくさん必要とします。

しかし、間違った場所に木を植えると...彼らは森林火災を引き起こします。生物多様性を育む場所に木を配置する必要があります。

それからバイオ炭です。これは木を取り、酸素のない状態でそれを燃やすことによってそれを作ります。炭素を木材に閉じ込めます。バイオ炭は土壌に非常に良いことがわかりました。実際、アマゾンの先住民は、土壌の質を改善するために何世代にもわたってそれを使用してきました。

私たちはそれをはるかに大規模に行い、土壌を改善し、炭素を閉じ込めることができます。

続いて火山岩です。地球上のいたるところに見られ、化学風化と呼ばれる過程で自然にCO2を吸収します。残念ながら、それを行うには何千年もかかります。しかし、岩を粉砕して畑に広げると、プロセスをスピードアップできます。

そしてこれもバイオ炭のように土壌に良いことが分かっています。あなたはそれらを必要とする土壌でミネラルを手に入れます。そしてそれが海に洗い流されるとき、それはまた気候変動のもう一つの大きな問題である海洋酸性化を助けることができます。

そして、これを世界の耕作地の3分の2で行った場合、大気から毎年最大40億トンの炭素を吸収する可能性があります。これは、私たちが必要とするものの非常に大きな塊です。
気候変動に関しては悪い話ばかりでうんざりしています。
希望が無くなります。
しかしまだまだ手段はあるようです。

まだ希望を捨てず努力を重ねたいものです。
私たち個人でもできることがありそうです。

世界には、木を植えたり、炭素を土に入れたり、岩を粉砕して広げたり、空気中のCO2を回収したり、地下に貯蔵したりできる場所がたくさんあります。それらのすべて。そして、数百人、数千人の人々が実践するときっと私たちは救われるでしょう。