2021/10/20
ニューロフィードバックのトレーニングで一番大切なことの一つです。
日本語だと、場所でしょうか? 頭皮上の位置のことです。
それは頭蓋の下の大脳皮質に連動します。そして前述の機能局在と主訴を考慮し決めていきます。
頭蓋の下の大脳皮質を思いながらトレーニング部位を決めるのですが、国際的に決められた脳波測定の部位決めに準拠します。それを10-20システムと呼びます。
読み方はテン・トゥエンティ・システムです。
これには4つの起点があります。
鼻根点と後頭結節,および左右耳介前点です。
鼻根点とは鼻の一番低い所、眼と眼の間です。
後頭結節とは頭蓋の一番後ろの最後のでっぱりです。
左右の耳介前点は左右の耳の穴の前にある凹んだ所です。
まず鼻根点と後頭結節との距離を測ります。
40センチとしましょう。
その10%は4センチです。20%が8センチです。
実は10-20システムとは10%20%システムのことです。
つまりこの場合鼻根点から4センチ上の位置、更にその4センチ上と部位が決まっていきます。
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