2021/10/13
貴方は晩酌をしますか?
お酒を呑むか呑まないかで人生が異なりそうです。
金銭的にも、
精神的にも、
肉体的にも、随分と異なりそうです。
アセトアルデヒド
アセトアルデヒド、聞いたことのある言葉ではないでしょうか?
その意味をもう一度確認しましょう。
これは植物の代謝過程で産生され、特に果実などに多く含まれています。
人体においてはアルコールの代謝によって生成されて、一般に二日酔いの原因と見なされているほか、たばこの依存性を高めるともいわれ、発がん性があるので要注意です。
産業用として大規模に製造され、独特の臭気と刺激性を持ち、自動車の排気やたばこの煙、合板の接着剤などに由来する大気汚染物質でもあることから、シックハウス症候群などの原因の一つです。
肝臓では、酵素がエタノールを酸化してアセトアルデヒドを生じ、これがアセトアルデヒド脱水素酵素によって無害な酢酸へと代謝されます。
この体内でのアセトアルデヒドの代謝は、人種・体質によって生まれつき差異があり所謂お酒に対する強さがきまります。
お酒の強い人はアセトアルデヒドの代謝機能が高い人です。
弱い人、全く呑めない人はこの機能が低い人です。
酒は「百薬の長」と言いある程度はストレス解消に繋がり健康に良さそうですが、多量に飲んで命を落としたり、依存症の人が増えているそうです。
コロナ禍、ストレス解消の為に呑んだり食べたりしがちです。
食べ過ぎて太る方がアルコール依存になるよりまだ良さそうです。
またアルコール依存症の薬、抗酒癖剤ジスルフィラムはアセトアルデヒド脱水素酵素を阻害し、ひどい二日酔いに似た症状を引き起こします。飲酒抑止をもたらす目的で処方されます。
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