2021/09/19
摂食障害は精神障害の一種で食べることに関連します。
極端な食事制限や、過度な量の食事によって健康に様々な問題が引き起こされます。
主に拒食症と過食症の総称である。人間関係の問題などの心理的なストレスが原因となる場合が多いそうです。
つまりこれもまたストレスが原因です。
過度のストレスが原因である障害が大変多いのです。
同じストレスが罹っても平気な人もいればいろいろな異なる症状を示す人がでます。その違いはいったい何でしょう。それが分かれば多くの問題が解決しそうです。
ニューロフィードバックのトレーニングは脳の機能を高めることでストレスへの耐性を高めます。そしてそれが心のレジリエンスを高め症状を改善したり抑えたりします。
摂食障害は大きく拒食症、過食症に分類されます。
拒食と過食は相反するもののように見えますが、拒食症から過食症に移行するケースが約60 - 70%みられたり、「極端なやせ願望」あるいは「肥満恐怖」などが共通し、病気のステージが異なるだけの同一疾患と考えられているそうです。驚きです。
また、リストカットなどの自傷行為を行う患者では高確率で拒食・過食などの摂食障害がみられます。
摂食障害患者の59 - 76%に自傷行為、アルコールや薬物の乱用、重篤な爪噛み、抜け毛といった行為がみられ、摂食障害、自傷行為、薬物依存は密接な関係があるとされます。
私のクライアントにも摂食障害でリストカットの常習者がいました。
手首に痛々しい傷跡がいつまでも残ります。
何となくその衝動が理解でる自分が少し怖いようです。
脳の部位の異常もいろいろな症状を引き起こします。
しかし興味深いことに同じ部位に異常が見られる人全てに同じ症状が見られる訳ではありません。
ストレスと同じようにある人は不眠に、ある人はパニック発作に、ある人は多動にと、体質や生活習慣、食べ物など環境要因などが影響し何が出てくるのか分かりません。
またある症状が収まると他の症状が出てきたりします。
人の体と心と脳は不思議です。
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