2021/08/17
光刺激で脳が変化することが分かるとそれを利用しようという考えが生まれました。つまり脳はある程度光の点滅に同期するのです。
低い周波数に同期させると発作を誘発することがありますが、もっと高い周波数に同期させると脳の活性化などに使えます。
例えば15ヘルツの光の点滅は、一秒間に15回点滅します。かなり早く感じます。これを浴びると15ヘルツの脳波が高まります。15ヘルツの脳波はベータ波の周波数帯域の低い方にあり、あまり興奮させることなく脳を活性化します。
以前にはロシといわれる機械が出回り多くのニューロフィードバックのトレーナーが使っていました。
これは脳波に連動して光の点滅の周波数が変化するデバイスです。
これは強烈に作用しアメリカで最初に試した私は一日寝込んでしまいました。
起き上がることができずホテルの部屋に籠りました。
このデバイスは15x20センチほどの黒い小さな箱にLEDが装着されたサングラスをコードで接続してあります。
LEDは赤、青、黄色とあり色により効果が異なるとされます。
私も最初の体験に懲りずデバイスを購入ししばらく使ってみましたがあまり効果的とは思えず何時の間にか使用しなくなりました。
この手のデバイスは安価で機能も上がってきているようです。
最近のものはヘッドフォンを使いバイノーラルビーツを併用しているようです。
私の場合はニューロフィードバックが最も効果的に思えるので他のデバイスはあまり使いませんが、ニューロフィードバックの機材が無ければ、これは役立つかも知れません。
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