2021/08/15
頭に電気を流すのは面白そうです。
直ぐに変化が出て体感できます。
それには二種類あります。
直流電流を流すもの。DC (Direct Current)
交流電流を流すもの。AC (Alternate Current)
DC(直流)を流すものはtDCsと呼ばれ、これは二つのパッドをペアとしてプラスとマイナスのペアで使用します。施法の目的と脳の機能局在によりパッドの位置を決めます。tDCsはプラス側の機能を高め、マイナス側の機能を下げます。
機能を下げるのは使えそうです。例えば発作のフォーカスポイントに当てて発作の程度を弱める効果が期待できそうです。
まだ脳の機能局在がいろいろ分かるとそのたびに新たな通電ポイントができて面白そうです。
AC(交流)を流すものはtACsと呼ばれます。これは大変興味深い設定ができるものです。というのはACには周波数があるからです。それを機械で微調整することでいろいろな興味深い施法ができます。
また波の形も変えられます。それにより体感が変わります。
周波数が変えられるのは大変有効です。例えばアルファ波の周波数の電流を脳に流すと脳がアルファ波で満ちていきます。
スイッチを切るとアルファ波は消えます。しかし一度大量のアルファ波に満たされた脳はアルファ波のある状態に慣れ、自分でアルファ波を作る準備ができます。
だからこれをやった後すぐにニューロフィードバックでアルファ波アップトレーニングをすると一度道ができた跡に自力で行き易くなります。
この施法は脳波トレーニングと異なり技術的な足枷が無く、広範囲に周波数を設定できます。
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