2021/08/06
UV対策というと、日焼け止めを塗ったり、帽子、日傘を使うことが思い浮かびます。もちろんそれも重要ですが、じつは、目に対しても同じように対策をしないと、日焼けと同じ症状を引き起こしてしいます。
目から入るUVが肌にも悪影響を与える理由
なぜ、目からUVが入ると日焼けのような症状が起きるのでしょうか。脳は目から入った光によって、見ているものの明るさや色、形などを判断します。光の一種であるUVが目に入ると、同じように脳に伝わりますが、UVは光の中でもエネルギーが強いので、脳が「強い日差しが目に入ってきた」と判断してしまいます。
そのため脳は、身体がその日差しに負けないように、肌にメラニン色素を出すように命令を出します。このメラニン色素が、ご存知のとおり肌の色を浅黒くさせる原因です。
このような仕組みで、肌に直接UVが当たったときと同じように「目からの日焼け」が起きると言われています。
日焼けだけではない、目にUVが入るリスクにはドライアイや充血の慢性化や、白内障を引き起こすリスクもあります。目は、交換できない臓器と言われています。デンタルケアや食生活で歯や内蔵の健康を意識するように、生涯健康でよく見える目を保つために、目のUVケアは非常に大切です。
しかし濃い色のサングラスをかける(視界が暗くなる)と瞳孔が開いてしまうため、目に光が入りやすくなります。そのため、もしUVカット率が低く、色が濃いレンズの場合は、逆にUVの目への侵入度が上がります。
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