2021/07/17
他人の痛みや喜びを強く感じますか?
ニュース番組で被害者を可哀そうに感じますか?
ドラマや小説も主人公やメインキャラクターに自己投影しその言動に共感できてるから楽しめるように思います。それでは一体共感とはなんでしょう?
共感の多さが良い人と悪い人を分けそうです。しかし痛みや他の気質と同じように共感も測定できません。これもグレースケール上の何処かに位置し白黒ではないようです。
共感、エンパシー(empathy)は、他者と感情を共有することを指します。例えば他人がつらい表情をしている時、相手がつらいということが分かるだけでなく、自分もつらい感情を持つのが共感です。
誰にでも多い少ないの差はあるものの本能的に備わっているものですが反社会性パーソナリティ障害やサイコパスの人物では、“共感の欠如”が、見られます。
つまり共感の多寡が良い人と悪い人を分けそうです。
他人から共感されることは自分の存在を認めてもらえたという承認欲求を満たすことから、傾聴し共感を示すことは精神的な援助となります。
一般に男性は女性より共感性が低い傾向がある。
病的な見地からは、反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害、自閉症やアスペルガー症候群の代表的な特徴とされる。精神医学ではまだ厳密に定義されていないが、先天的に極端に共感性が低いサイコパスと呼ばれる人達もいる。
共感に関連すると思われるミラーニューロンが脳内で見つかっています。そして面白いことに発達障害児のミラーニューロンは機能が弱いか働いていないことが分かっています。
ミラーニューロンをニューロフィードバックで鍛えることもできます。
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