2021/07/10
血液脳関門って聞いたことがありますか?
これは脳内に異物が入り込まないように守っている門番です。
大事な脳を守る為にかなり厳しく頑張っています。
その為脳に影響を与える薬物の製作にはその突破が必要になります。
脳はこれまで厳しく守られていると思われてきましたが、最近になって脳内には存在しないはずの物質が見つかり血液脳関門のチェックの甘さが目立ってきました。
血液脳関門は、血液と脳の組織液との間の物質交換を制限する機構です。最初に血液脳関門の存在を示唆した実験は17世紀ですが血液脳関門の概念が確立したのは1960年代以降、電子顕微鏡を用いて脳内の各分子の移行を形態的に観察した研究がもとになっています。
血液脳関門は単なる障壁ではなく、脳に必要な物質を血液中から選択して脳へ供給し、逆に脳内で産出された不要な物質を血中に排出する「動的インターフェース」です。
血液脳関門の最内層に位置し、脳にあって常時血液成分と直接的な接触をもつ唯一の細胞です。
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