2021/06/26
発作の耐性が高まることが最初に確認されました。
その実験は再現性があり高い評価を得た割には医学会では使われていません。
その後発達障害の諸症状に効果があることが多くの研究者により確認されました。
その効果はアメリカ小児学会でも認められました。
アルコールを含め、薬物依存にも大きな効果を示しています。
しかしやはりこれも医学会では使われていません。
ピークパフォーマンスの分野では音楽学校の生徒のパフォーマンスレベル上昇から、カナダのオリンピック選手の金メダル取得、イタリアのサッカーチームのマインドルームなどに取り入れられてワールドカップ優勝などの実績を挙げています。
それでもやはりこの分野でもメインには成れていません。
その理由はどこにあるのでしょう。
考えられる理由の一つは面倒なことです。
トレーニングなので薬の処方や手術と違い繰り返し行う必要があります。
また一人一人の脳の状態を確認し、個人に合わせたトレーニングをする必要があります。さらにはその効果の進捗に合わせトレーニングを調整しなければなりません。大変個人的なオーダーメイドのトレーニングです。
だから同じトレーニングを全員が行いその結果を見るような実験では良い結果は望めません。
ニューロフィードバックは脳波のパターンを変化されます。
脳波のパターンはその人の脳の機能を反映します。
不思議なことにその小さな変化が大きな変化に繋がります。
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