2021/06/19
生まれたばかりの赤ちゃんは何も出来ません。
生存に必要な事は親が提供します。
乳を与え、オシメを替えます。
何もかもしてあげる必要があります。
全て親が判断し行動します。
しかし子どもの成長に合わせ親の役割も変化します。
子どもが出来ることが増えるとそれに合わせ親の役割が変化します。
子どもはトライアンドエラーから学びます。
この時期の親の役割は子どもがエラーするのを見守ることです。
自分が手を出しやってしまうと簡単に物事が進みます。
しかしそれは子どもの成長にはマイナスです。
子どもにエラーする余地を与え見守るのが親の役割です。
さらに判断させる必要があります。
右に行くか、左に行くか、これにするか、あれにするか。
小さなものから始め自分で判断し決断する必要があります。
思春期の子どもへの親の役割はさらに変化します。
いろいろな育児本が出ていますが、私のお勧めは
「子どもの心のコーチング」菅原裕子著です。
親はこうあるべき、人はこうあるべき。
でも親に休憩はありません。年がら年中親です。
親も人の子、出来ないことも、嫌なこともあります。
人はべきでは生きていけません。
べきは目標です。道しるべとしての知識です。
それが全て出来なくても本当はこっちの方がいいと分かっていると結果が変わってきます。正しい知識と目標を持ちましょう。
しかしそれすらも枝葉です。親にとってもっと大事な根本的なことがあります。
それは愛情です。子どもを慈しむ思いです。
子どもは愛情で育ちます。心から相手を好いていれば大丈夫です。
しかし子どもを好きになれない親がいます。それはどうしたら良いのでしょう?
それは親のせいではありません。体質の問題です。オキシトシンなどのホルモンの分泌が少ないのです。それは肉体的な問題で貴方の心の問題ではありません。
そんな時にもしっかり対策はあります。こうすればいいのです。
それは演技です。本当でなくてもいいのです。
好きな、愛している演技をしてください。
実は子どもを愛する親もある意味親は役者をする必要があります。
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