2021/05/22
リワードの種類の違いでトレーニング効果に変化があるでしょうか?
ニューロフィードバックの最初のリワードはランプの点灯でした。
緑のランプを点灯させ赤のランプを点灯させないことでした。
脳波の変化をランプに連動させることで脳波をコントロールしました。
そんな簡単なリワードを使っていました。
それでも効果があったのでニューロフィードバックが発展していきました。
続いて簡単な画像が動くリワードが使われました。〇の画像を大きくするようなものです。それがパックマンのような単純なゲームのようなものになりました。
現在のリワードは動画鑑賞です。映画を観ます。
その画面が脳波により変化することでリワードになります。
画面変化には幾つか異なるパターンがあります。
一つは画面の大きさです。脳波によりスクリーンサイズが変化します。
大きい方がより設定した脳波に近いことを示唆します。
動画をオンオフもできます。これも設定範囲になると動画が進行します。
画面が明暗します。設定範囲になると明るくなり動画が見やすくなります。
設定範囲から遠ざかると暗くなります。真っ暗ににするか何処まで暗くするかも設定可能です。
動画の音声もリワードとして使用できます。
これまであまりリワードの重要性を感じてきませんでした。
その理由はランプの点灯でも効果があることを知っていたからです。
しかし最近リワードの重要性を再認識しています。
もしかしたら脳の部位によりその機能局在によりリワードの種類を変えるとより効果的なトレーニングが出来るのかも知れません。
>> 詳しいプロフィール
© 2009 Neurofeedback Japan