2021/03/28
測定が終わりアーチファクティングが済み、Z Score Absolute Powerを確認すると大まかな被験者の脳の状態が分かります。
次の作業は3Dデータの取得です。これはソフトウエア任せで自動で行います。
3Dデータを所定の場所に保存し後の解析に役立てます。
そしてブレインマップを作成します。
ブレインマップには被験者の脳に関する豊富な情報が含まれます。それは診断や投薬時の薬の選択にも役立ちますが、ニューロフィードバック・トレーニングに一番役立ちます。
レントゲンから始まりMRIなどは被曝量が多かったり、医療検査の殆んどは全てかなり人体に有害です。検査の為組織を傷つけ、削ったり、侵襲的です。
それに比べQEEGブレインマップは非侵襲的で人体に何の害も与えません。被験者が困ることは髪の毛が少し汚れるぐらいです。
しかもこれは脳の機能を見ているので機能に影響を与える重要な異常は全て見ることができます。MRIで見逃してしまう。軽微脳損傷も見つけることができるのです。
人に優しく、何度でも短時間にできて、簡単です。
脳の損傷ではなく機能を測るので応用範囲が広がります。
つまりトマティスとかブレインジムとかいろいろな療育などの効果の程を脳機能の向上の程度で測定ができるのです。
投薬治療の場合トライアンドエラーが普通だがその結果が出るのに2週間ほどかかりいくつかの薬を選ぶ必要があると日数が必要です。
それが症状の改善に現れる前に脳波に現ることが知られています。つまり薬の選択の役に役立ちます。
>> 詳しいプロフィール
© 2009 Neurofeedback Japan