2021/03/26
測定が終わるとデータをきれいにします。測定には常に不要なノイズの混入があります。それを除去し脳波の記録だけが残るようにします。その作業をアーチファクティングと呼びます。
電気製品からのノイズ、蛍光灯からのノイズ、パソコンからのノイズ、世界は電気ノイズに溢れています。
そのノイズを脳波測定のデータから除去します。
しかしノイズは脳波と似てたり判別が難しことが多くこの作業はなかなか経験と知識を必要とします。
アーチファクトを識別するのに多くのニューロフィードバックセラピストが参考にするテキストがあります。
それはニューロフィードバック学会も勧める「The Art of Artifacting」というテキストブックです。これはハモンド博士とガンケルマン博士の共著です。
しかし実際のアーチファクティングの作業は、最初にソフトに内臓された自動アーチファクティングを使用します。
その際記録のきれいさによりアーチファクティングのレベルの選択をします。
“Very High”, “High”, “Medium”, “Low”, “Very Low”の5個のレベルから選択します。
そして不要な部分の削除していき、1分間以上のきれいな測定データを選択します。
以上がアーチファクティングの作業です。
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