2021/03/04
言語は、意思伝達手段で、集団内で生まれ、学ばれます。
意思疎通や抽象的な思考を可能にし、社会活動、文化活動を可能にしています。
あなたが日本人であるのは日本語を話すからです。
日本の社会で生まれて日本語を話すあなたは自文化中心主義に毒され逸れから逃れることができません。
あなたの価値観も日本語に左右されています。
世界で一番多くの人が使っている言葉はやはり中国語です。
その数なんと12億9900万人。
2位 スペイン語 4億4200万人
3位 英語 3億7800万人
4位 アラビア語 3億1500万人
5位 ヒンディー語 2億6000万人
6位 ベンガル語 2億4300万人
7位 ポルトガル語 2億2300万人
8位 ロシア語 1億5400万人
9位 日本語 1億2800万人
言語には文化が含まれそれを学習することが共同体の中での人格形成に繋がります。
話者数が非常に少ない言語が他言語に飲み込まれて消滅し死語と化すことが問題視されるようになり、消滅の危機にある言語を危機言語と呼びます。
これは、世界の一体化が進み、交通網の整備や流通の迅速化、ラジオ・テレビといったマスメディアの発達によってそれまで孤立を保っていた小さな言語がそのコミュニティを維持できなくなるために起こると考えられています。
現在世界に存在する言語の数は千数百とも数千とも言われ言葉のバリエーションが方言なのか異なる言語なのか識別できず、正確に数えることはほぼ不可能です。
英語の話者人口は3位ですが55の国が公用語としていてアメリカ合衆国やイギリスの公用語であるため世界で広く重要視されています。
脳の機能局在において言語に関する領域はブローカ野とウェルニッケ野が有名ですが、他の部位も含まれます。脳梗塞などで各部が損傷されると、それぞれ違ったタイプの失語が出現します。
普通脳の左半球が単語、文法、語彙などの主要な言語機能を受け持ち、
右半球は声の抑揚、比喩の理解を担当します。
これらの理解がディスレクシアのトレーニングに役立つといいのですが。
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