2021/02/14
筋電図バイオフィードバック
筋肉は動くと電位が起こります。それを利用するのが筋電図バイオフィードバック治療です。これは感覚では理解しにくい筋活動を表面筋電図により視覚的情報や聴覚的情報に変換し、患者にわかりやすい状態でフィードバックするものです。これにより筋活動のコントロールが容易で、治療効果の向上が期待できます。
筋電図バイオフィードバックは、筋活動の促進や抑制を目的に多くの疾患で用いられています。
これも3か月程、毎日のように試したことがあります。学生時代に大学の授業の一環でした。
私の使った機材は額にセンサーを貼り付け、額の筋肉の緊張度を測定しました。この機材のフィードバックも音でした。
温度バイオフィードバックと同時に続けて行いましたので、実際のところどちらがどれだけ効果があったのかどうかは不明でした。
筋肉は随意筋なので簡単に自分でコントロールできそうですが、ところが驚いたことに自分ではすっかりリラックスしていると思っても実はまだまだ力が入っていることを機械が示していました。
筋肉をリラックスさせることすら練習しないとできないなんて驚きです。
そう考えるとバイオフィードバックとの機器はまるで鏡です。
鏡無しでは髪もとかせず、化粧もできません。
>> 詳しいプロフィール
© 2009 Neurofeedback Japan