2021/01/28
乗ろうとしたエレベーターが目の前で閉まった。
次にエレベーターには一人で乗りたかったのに他の人が同乗した。
道を渡ろうとしたら信号が変わった。
買い物をしたら小銭がほんの少し足りなかった。
ほんの小さなアンラッキー。
日々繰り返される当たり前のこと。
全然気にならない人とそうでもない人といます。
これはその人の感受性の問題です。
感覚が鋭く感受性が高いと特定の分野などで高いパフォーマンスを出しそうです。しかし日々の暮らしは鈍感で小さなことが気にならない、感受性の低い人の方が幸せそうです。
左利きの人の平均寿命は右利きに比べ、9年も短いと衝撃的な学説がイギリスのネイチャー誌に掲載されたこともあります。
これは右利きの社会で左利きが生活する上での小さなストレスの積み重ねが原因の一つと考えられています。
左利きでも感受性の低い小さなことを気にならない人は長生きかもしれません。
ストレスは何が起こったかという事象によるのではなく、その人の受け止め方によることが知られています。
同じ経験をしてもストレスに感じる人とそうでない人がいるということです。
しかし人類の歴史の中で感受性が低い人は淘汰され、怖がりの人が生き残ってきたことを考えるとやはり私たちは根暗でビクビクと怯えていて怖がりにできているのでしょう 。
しかしあまりに感覚が過敏だと毎日が大変です。感覚過敏という一つの症状になります。感覚過敏はニューロフィードバックでかなりの改善が望めます。
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