2021/01/27
私たちが健康に暮らすために日の光が欠かせなく、まるで光合成が必要はようです。心の安定をもたらすセロトニンも日の光を浴びると脳内で分泌されるのです。
セロトニンは、心を落ち着かせ、安心感、平常心をもたらします。またこれは脳を活性化させる鍵となる脳内物質です。
特にストレスに対する効能があります。精神安定剤とよく似た分子構造をしています。また性差があり、なぜか男性の方が52%も生成能力が高いのです。女性はセロトニン不足を要注意です。
セロトニンが不足すると慢性的ストレスや疲労、意欲の低下、不眠といった症状が見られます。
そのため前回紹介したSAD、季節性情動障害の原因がセロトニンの分泌低下によるものと考えられます。
日に当たるに最も適した時間は起床から30分以内と考えらています。できれば毎朝30分程日に当たることが望ましいようです。
他にセロトニンを増やすものにリズム運動があります。歩く、走る、意識的な呼吸などです。食事も助けになります。セロトニンを増やしやすいものは、カツオ、マグロと乳製品、大豆製品、ナッツ類、バナナだ度が良いとされます。
また驚くべきはセロトニンは脳より腸に多く存在します。
そして自律神経と大きな関係を持ちます。
そしてまた人と触れ合うことによってセロトニンは分泌されます。
ソーシャルディスタンスでは体の健康は保てても心の健康が阻害されそうです。
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