2021/01/02
てんかん発作は時として本人も周りの人も気付かないことがあります。
数十秒意識を失う欠神発作は、けいれんを起こしたり倒れたりしません。
突然意識を失うので急に話が途切れたり、動作が止まったりします。
それを注意力がない、集中できない、など発達障害の症状と間違えられたりします。小学校の低学年の女子に多い発作です。
また側頭葉てんかんの場合、急に怒りだすことがあります。
何の理由もなく異常に怒り出すことが繰り返しある場合要注意です。
また夜間に子供に発作が起こっても気付かない親もいます。
そしたてんかん発作は発達障害と併発しやすいので要注意です。
対処に遅れると正常な発達の障害になります。
早い時期の対応が求められます。
しかしその存在も怪しく病院での検査は光刺激などを使い敢えて発作が起きやすい状態にするなど侵襲的です。できたら避けたいことです。
ならどうすれば良いのでしょう。
そんな時に役立つのがニューロフィードバックです。
ニューロフィードバックは診断ツールではないのでてんかん発作の有無を確認できる訳ではありません。
しかしトレーニングで発作の閾値を押上ます。発作の頻度と程度を抑制します。
さらに脳機能を上げ、発達障害にも好影響を与えます。
米小児学会では服薬よりニューロフィードバックの方がADDには効果的であるという報告がありました。
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