2020/12/08
自分の体を良く知り、仲良しになり、マスターになろう。
方法さえ知れば驚くほど多くのことが自分のコントロール下にあることが分かります。
体温、血圧、心拍数など、こまでまで不随意運動でコントロールできないと思われてきた自分の体の諸機能をコントロールする方法があります。
その方法とはバイオフィードバックです。
バイオフィードバックは生態情報をリアルタイムで得ることでそれらをコントロールできるという理論から成り立ちます。
説明の代わりに私の体験を聞いてください。
カリフォルニアでの学生時代の話です。当時新しい分野のバイオフィードバックに興味を持ち授業の一環で半年におよびラボに通い行いました。
誰もいない、小さな部屋に一人で行います。
まずセンサーを左手の人差し指に取り付けます。そしてセンサーから伸びているコードを小さな機械に差し込みます。
椅子にゆったりと座りリラックスします。この時リラックス感を促進させる為にイメージを使います。自分がリラックスできる状況を想像するのです。
お風呂に浸かっている場面とかビーチで寝転んでいる場面とかです。
すると機械から音が聞こえ始めます。
ぴぴぴぴ・・・しばらくすると、この音の間隔がだんだん伸びていきます。ぴ ぴ ぴ ・・・。
時々早くなることもありますが、大体間隔が空き、ゆっくりした音になります。これは指先の体温を上昇させる練習です。
指先の体温は深部体温との差が大きく、緊張すると血行が悪くなり下がります。
これを上げる練習は緊張をほぐしリラックスする練習です。交感神経優位の状況から副交感神経を活性化させるものです。
この練習をすることで自分の意志で、緊張度をコントロールできるようになります。最後は機械を使わずにできるようになります。
これはシェル体温の調整ですが、他の生態情報でもリアルタイムに得ることができればコントロール可能です。
それを脳波で行うのがニューロフィードバックです。
自分の脳波、脳を支配下に置きましょう。
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