2020/12/05
アメリカ人はこうです。
日本人はそうです。
中国人は実はこれこれです。
うっかりするといつの間にか自分もステレオタイプの罠に陥っています。
男はこうだ。女はああだ。
そうですか? もう少し考えてみましょう。
そういう人もいるし、そんなこともあるだろうけど。
そうでも無いことの方がはるかに多く、十人十色。
個人差がとても大きい。
脳も個人差が大きく、十人十脳です。
だから同じ薬でも効く人と効かない人がいます。
発達障害の症状も一人として同じものがありません。
だから脳へのアプローチは測定から始めます。
全ての人に同じトレーニングをして効果があるはずはありません。
ニューロフィードバックの歴史の中で何度も現れては消える、全てに効果的なトレーニングはこの個人差を無視しています。
大変残念なことながら、誰にでも効く薬がないように、誰にでも効果的なトレーニングもありません。
一人一人の脳を測定し、その必要性に応じたトレーニング、オーダーメイドのトレーニングがニューロフィードバックの根本の考えです。
しかし困ったことに誰にでも効くとうたっている怪し気なニューロフィードバック(時として名前まで変えています。)でもそれなりの効果があります。
なぜならそれらもニューロフィードバックの一部を使っている場合がほとんどで、たまたまそれが本人の必要に合うからです。
20年前に私がニューロフィードバックを始めた頃は、誰も知らないようでしたが、今は3日程の講習を受け開業している人がいます。
経験が少ないことが悪いことでは無いのかも知れませんが、経験値が2年はないと不安です。
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