2020/11/22
得意を伸ばそう
人は成長過程で、言葉や運動、感情など、いろんな面が発達していきます。発達の進み方は、早いところや遅いところ、得意や苦手なところが人によってちがいます。時として、そして人により得意と苦手の差がとても大きいことがあります。
発達の凸凹によって、家庭や学校、仕事など生活の中で支障が出るとそれを発達障害(自閉症、自閉症スペクトラム、アスペルガー障害、広汎性発達障害など)と呼びます。
凹、出来ないことに注目すると、悲しみが増え、辛いです。
叱り声、叱責、失敗、自尊心が損なわれます。
例えば板書が苦手な子どもがいました。
彼はそれが苦手で時間がかかり注意も削がれます。
その結果授業に集中できず困っています。
それでも学年の低い時は本人の元々の能力が高くそれがカバーし問題が表面化しませんでした。しかし学年が上がると授業のレベルが上がり集中しないと就いていけなくなりました。板書に時間と労力がかかり過ぎるのです。
苦手な板書を何とか克服させようと教師も務めるのですが、それがさらなるストレスとなります。良い方法に向きません。
ここで出来ることは簡単です。板書を止めて写メを撮ればいいのです。
携帯かタブレットを使えば済むことなのにそうはさせないのです。
これからの教育は必要に合わせどんどん変化させなければなりません。
社会がこれだけ変化しているのです。
凸、出来ることに注目すると、楽しく、嬉しいです。
褒め声、自信、楽しいさ、自尊心が強化されます。
劣っていること、発達が遅れていることを無視し、優れていること、発達が早いことに注目し、それを伸ばすと遅れている部分もいずれ解決していきます。
そうすれば自尊心を傷つけずに済みます。
脳の機能を高め障害を克服しようというのがニューロフィードバックの考えです。
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