2020/11/15
感情と言われ、何が思い浮かびますか?
安心、不安、感謝、驚愕、興奮、性的興奮、好奇心、性的好奇心、冷静、焦燥 、不思議 、幸福、幸運、リラックス、緊張、名誉、責任、尊敬、親近感 、憧憬 、欲望 、恐怖、勇気、快、快感、後悔、満足、不満、無念、嫌悪、恥、軽蔑、嫉妬、罪悪感、殺意、期待、優越感、劣等感、恨、絶望、希望、愛憎、愛しさ、かわいさ
感情は、生物のサバイバルに重要な機能です。感情を作り出す場所「扁桃体」です。これは危険なことを怖がり嫌い避けることで生存率を高め役立ちますが、多すぎると問題を起こします。
例えば歩いていて、ヘビのようなものが見えたとすると意識が気づくより早く、わずか40ミリ秒後には、扁桃体が興奮して、体はとっさに逃避体勢をとる。同時に、心の中に嫌悪感という感情がこみ上げます。
つまり感情とは、扁桃体が下した評価を体に伝えるメッセージです。命に関わるような大事な判断を伝えています。逆に空腹時に食べ物を見ると、幸せな感情が湧いてきます。
扁桃体はスピード優先でよく間違いを犯します。あとでよく見たら、紐だったと気づくこともあるけれど、ヘビだった場合のリスクに比べたら、その程度のミスは問題になりません。大事なのはサバイバルです。
偏桃体とブレーキである前頭前野のバランスが大切です。どちらかが強すぎると問題に繋がります。
ここで大事なことはももちろんバランスです。
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