2020/11/01
躁と鬱を繰り返します。
双極性障害は、気分障害の一つで通常の気分をはさんで躁とうつの病相を呈する精神障害です。以前は躁うつ病と呼ばれました。
90%以上の患者が再発する繰り返す精神障害です。世界保健機関(WHO)によるとは世界で6,000万人が罹患していると推定されています。発症年齢は思春期が多い病です。
これに対するニューロフィードバックトレーニングは大変難しく、どちらかに気分が偏ることがないように「躁」にも「うつ」にもならないようにトレーニングを調整します。
10ヘルツより高い周波数を高め、12~15ヘルツが一般的、高アルファ波から低ベータ波を高め、徐波と速波を抑えるようにトレーニングを進めます。
戦略的な方向は決まっているのですが、一回ごとのトレーニングでは、その日もしくは、最近数日間のクライアントの気分により調整を入れます。
例えば気分が酷く落ちている時は、本来は真ん中より少し上の低ベータ波を上げて対応すべきは分かっていても、できるだけ早く気分を上げたくて高ベータ波を促進させます。またその逆もあり、日々の調整が大きくなっていきます。
トレーナーとして良くなってもらいたいという気持ちが強すぎると冒険を犯しやすく、やりすぎ、強すぎて結果が良くないことがあります。
だから家族、知り合いは難しいのでしょう。
外科医も家族の手術は避けます。
そしてトレーニングがうまく進めば良いのですが、うまくいかないと、つけはクライアントが負います。
このトレーニングには経験と感性が必需です。
お困りの方はご連絡ください。
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