2020/10/23
診断名は役立ちますが、無くても大丈夫です。
脳のトレーニングに必要な情報は脳から得ます。脳をスキャンし、標準データベースと比較して偏差を出し、それを映像化します。
測定した脳の特性が現れます。それが主訴、トレーニング目的と合えば、それをベースにトレーニング戦略を立てます。
ニューロフィードバックはトレーニングに必要な情報を集めることから始めます。
初めて来られる時に症状チェックリストを書いて持参していただきます。
チェックリストには以下の項目があります。
寝つき
夜中に起きる
悪夢
いびき
字が汚い(絵が下手)
考えが混乱している
忙しく考えが去来する
衝動性
感情のコントロール
そわそわする
すぐ泣く
すぐ興奮する
いらいらする
すぐ怒る
すぐ怖がる
攻撃する
心配性
暗い気分になる
否定的な考え
ぼーとする
やる気が出ない
幸せな感じがしない
リラックスできない
穏やかに話せない
体の凝り(肩の凝り)
チック(声が出る、体が動く)
頭痛
肌がぞわぞわする
痛みに過敏
はきけ
反応時間
記憶力
読書力
集中力
過集中する(やめられない)
はっきり考えられない
整理整頓
順序立てない
時間を守れない
同情心がない
物忘れ
アイコンタクト
スローダウンできない
おしゃべり
爪かみなどのくせ
多動
以上の項目があります。
全ての質問に1〜10のランキングを付けてもらいます。困り度です。
1は問題無し、10は最悪です。困っていれば数字が大きくなります。
それぞれの問題を自己評価して数字で表します。
これを見るとその人が何に一番困っているのか理解することができます。
チェックリストと脳波測定から得られるブレインマップトレーニングプランをたてます。
プランに合わせたトレーニングデザインを作ります。
そしてそのデザインでの初回のトレーニングを行います。
つまり初回はチェックリストの提出、脳波測定、ブレインマップ作成、デザイン作成、初回の試しのトレーニングが含まれます。
チェックリストには10個の空欄があり、変化の程度を数字で再評価します。
再評価はトレーニングの翌日の夜にお願いします。
1回トレーニングを受ける毎にチェックリストの再評価です。それにより各項目の変化の程度を追います。
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