2020/10/14
ブレインマップの多くの情報はイメージで示されます。
丸の上と両サイドに三角の出っ張りがあります。上の三角は鼻、両サイドは耳を表します。頭を上からみた図です。
それが50個あります。1~50Hzの脳波の分布を図が示します。
例えば1Hzの図を見てみましょう。1Hzの一番強い、部位が赤、少ないところが青で示されます。
例えば1Hzが赤で示された部位は1Hzが一番強い所ですので、1Hzの特性が一番出やすい部位です。
そしてその部位の機能局在を考えるとそれが意味を持ちます。
次の50個は割合を示します。最初の50個が絶対値、次が相対値です。
次の30個の図は1~30Hzの脳波を年齢別標準データベースと比較し、その偏差を図に表します。これは振幅ではなく、標準偏差を示します。
それぞれの1ヘルツ毎の同年代の平均値との差を色で示します。赤が偏差が大きく、青が偏差がマイナスです。偏差が標準値以内はグレーで標示されます。
その次の30個は標準偏差を割合で示します。
つまり全体を100%とし、割合を出し、色で示します。割合が多いと赤、標準だとグレー、マイナスだと青です。
さらにコヒアランス、アシンメトリー、フェイズラグ、その他の割合も標示されます。
標準偏差に真っ赤な部位、真っ青な部位があると、その部位は同年代の平均値と大きく異なっていることを意味します。勿論平均と異なることが常に問題である訳ではなく、個性の範囲内かも知れません。
それに注意しブレインマップ解読をすべきです。
しかし特定の病状には特定の脳波パターンがあることが分かっています。
主訴と脳波パターンが同じ方向を示せば、その改善が症状の改善に繋がる可能性が高いです。
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