2013/12/25
東京大学 大学院農学生命科学研究科の東原 和成 教授らの研究グループは、ムスク系香料の代表的な匂い物質ムスコンが、一般的な匂いと比較すると極めて少数の嗅覚受容体で受容されること、また、ムスコンの匂い情報が、嗅覚の一次中枢である嗅球の限局された特定の領域に入力され、高次脳へと伝わることを明らかにしました。本研究で同定されたムスコンを認識するマウスおよびヒトの嗅覚受容体は、特定の構造を有するムスク香料のみを認識します。
本研究の成果は、産業的に有用な新規ムスク香料の開発につながると期待されます
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