2009年10月20日
ライブゼットスコア・トレーニング
今年のニューロフィードバック総会での一番の注目はなんといってもLZTでした。
LZTとはLive Zet score Training(ライブゼットスコア・トレーニング)の略です。
脳波をリアルタイムでデータベースと比較しその差を少なくしていくトレーニングです。
これまでのトレーニングでは、ある特定の部位で1つの周波数域(例えばベータ波)の振幅(電圧)を上げたとき、他の部位でその影響がどのようにでるかわかりませんでした。
ところがライブゼットスコア・トレーニングではそれを知ることがで、さらにそこで望まれない変化が起きた場合それを抑えることが可能です。
つまりライブゼットスコア・トレーニングは脳をより広範囲に、多面的にトレーニングすることを可能にするだけでなく、これまでのトレーニングで他の部位がどうなっているかをモニターすることもできるのです。
またトレーニング項目は、振幅、コヒアランス、フェーズ、アシンメトリー、シンクロニーなど、4チャンネルの場合248項目におよびます。
248個のトレーニングを同時に行うのです。
この恐ろしいほど複雑なトレーニングを脳はなんなくこなしていきます。
そしてその結果引き起こされる変化はこれまでのニューロフィードバック・トレーニングより、早く、大きいもののようです。
まだ新しいトレーニング方法で、今年から本格的に使われ始めたものなので、まだ臨床事例が少なく、これからデータが出てくると思いますが、非常に期待できそうです。
ライブ・ゼットスコアー・トレーニング
年齢別の脳波のデータベース(NeuroGuide)の平均値に比較し、SD(standard deviation 標準偏差)で特定の部位(トレーニングサイト)における特定の周波数域(例えばアルファ波)の特性を表します。
平均値を0とし、1SDは34%です。
つまり、+-1SDは68%になります。
例えばP4という場所でのアルファ波の振幅が1SDであるということは平均値が10uVであるとき6.6-13.4uVになります。 この間にあるとき1SDです。
LZTの1項目に焦点を当てたときの例なのですが、平均値が10uVであるとき、アルファ波が6.6-13.4uVの間に収めるようにトレーニングするのが、1SDに設定した場合のLZTです。

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